農業者への資金供給等を通じた支援
当会は、農業者の経営の安定・成長に向けた経営課題の解決を図っています。
具体的には、JAと連携した農業者の成長ステージにあわせた様々な農業資金の供給、農業者への訪問を通じた経営課題把握、他事業と連携した解決策提供を行っています。
また、農業法人への取組みとして、販路拡大をサポートするビジネスマッチング、JAグループと日本政策金融公庫が共同設立したアグリビジネス投資育成(株)を通じた資本増強支援等も実施しています。
飼料用米生産拡大に向けた資金の創設
JAバンク茨城では、飼料用米生産拡大に向けて、生産者の方々が安心して取り組めるよう、水田活用の直接支払交付金が交付されるまでの短期のつなぎ資金(JA交付金等つなぎ資金)を創設しました。
この資金は、生産者の資金需要に応えるとともに、需給均衡による米価の安定を支援しており、また、JAグループ茨城で利子助成を行っております(取扱期間は2024年3月末まで。詳しくは、JAバンク窓口までお問い合わせください)。
農業近代化資金の保証料助成事業
JAバンク茨城では、農地取得以外の設備資金から運転資金にいたるまで、様々な資金使途にご利用いただける「農業近代化資金」をご用意しています。
この資金は、長期・低金利の制度資金で、行政による金利負担軽減措置またはJAバンク利子補給の対象となる場合は、金利が5年間実質0%となります(2023年12月4日時点。ただし、借入期間が14年以下のものが対象となります)。
また、農業者支援の取組みのひとつとして、JAグループ茨城で保証料助成を行っており、保証料負担も実質なしでご利用いただけます(実施期間は2024年3月末まで。詳しくは、JAバンク窓口までお問い合わせください)。
今後も、農業者の所得増大に資する商品・施策を検討・展開していきます。
JAバンク食農教育応援事業
食農教育を中心とする教育実践活動を通じ、子供たちの農業に対する理解の深耕を図り、農業ファンの拡大と地域の発展に貢献することを目的に、食農教育・環境教育・金融経済教育を基本テーマとする教材本を提供しています。
今年は、食品ロスや持続可能な農業に関する内容を追加しました。
教材本は、県内473校の小学校5年生を対象に、県内各JAから約4万冊を無償配布し、社会科・理科・総合学習のなかで広くご活用いただいています。
県内JAの年金友の会の会員数約10万4千人の方を対象に「JA年金友の会会員証」を発行しています。
この会員証は、県内の各JAに年金の振込を指定された会員の方に発行されており、会員証をご提示いただくと割引等の各種サービスが受けられる仕組みとなっております。
特典協力店舗数は174店舗(2023年10月末)あり、JAバンク茨城では、特典協力店舗数の拡大に日々努めています。
JAバンク茨城県信連は、地域金融機関として組合員や地域利用者のために金融事業と地域貢献活動の積極的な取組みを通じて、より一層「身近で安心・便利な」金融機関としてご利用いただけるよう努めてまいります。