2023年4月より

月刊誌からWebサイトに
生まれ変わりました。

農業いばらきは昭和24年(1949年)、
協同農業普及事業の技術資料として
発刊されたのが始まりです。
時代とともに変化する農業を見つめ、
農家の皆さまと共に歩んできました。
ここでは、月刊誌の表紙や内容から、
農業いばらきが歩んできた70年を
振り返ってみましょう。

1940年~

戦後の混乱期の昭和21年(1946)に「茨城県農業技術研究会」が発足し、その会誌として発刊されたのが「茨城県農業技術研究会誌」です。これが「農業茨城」の前身となります。昭和23年には協同農業普及事業がスタート。 その翌年2月に「農業茨城」が誕生しました。名付け親は当時の友末洋治知事です。以後、令和4年(2022)12月までの74年の間、農業者(購読者)や協同農業普及事業のあゆみとともに、休むことなく発刊してきました。
1946年 農業技術指導農場の創設
「茨城県農業技術研究会」が発足
「農業茨城」の前身となる、茨城県農業技術研究会誌第1号発行
1947年 指導農場制度の廃止とともに茨城県農業技術研究会誌は4,5合併号で発行を中止
1948年 協同農業普及事業の開始、県農林部に農業改良課設置
1949年 研究会誌が「農業茨城」として復刊(1,2合併号として1500部でスタート、購読料1か月30円)
1950年 購読者が増え、12000部の発行となる
1953年 テレビ放送がスタート
1954年 青少年クラブ・生活改善グループの誕生
1955年 改良かまどの構築が進む
農業研究クラブ連絡協議会設立

1960年~

表紙には、地域の農家の女性たちが登場します。年中行事も織り込まれ、当時の様子がよくわかります。 ファッションやヘアスタイルなどなつかしいと思う方、新鮮に感じる方も多いのでは?
1962年 茨城県園芸試験場開場(阿見町)
1964年 農業改良普及所が56か所から26か所に統合され、広域体制となる
1965年 ラジオ「あぜ道をゆく」(文化放送)の放送内容を「農業茨城」から10年にわたって提供
1967年 「農業改良課」が「普及教育課」と改称
1968年 より質の高い記事をめざし、全国26県による共同原稿執筆依頼を始める
茨城県農業大学校開校
農業試験場が水戸市上国井町へ移転
「茨城の米づくり」「茨城の夏秋きゅうり」を発行(農業技術研究会)
1969年 米の生産調整が始まる

1970年~

電化製品が広く普及し始めた時代。「冷蔵庫の目的は」という質問や、「テレビの見方」も紹介されています。 環境や食生活の見直しをすすめる、生活改善グループの活動も活発になってきました。
1970年 「農業茨城」のサイズがA5判からB5判へ
漫画家白吉辰三氏の絵が表紙を飾る
1974年 茨城県農業後継者育成基金発足
「茨城の施設園芸」を発行(農業技術研究会)

1980年~

つくば科学万博が開催され、農業茨城でも見どころを農業部門を中心に、トマトの木や植物工場装置等を紹介しています。
1981年 茨城県農業後継者育成基金発足
「茨城の施設園芸」を発行(農業技術研究会)
1982年 コンピューター利用農業診断システム化確立
1984年 農業技術情報センター設置事業 婦人農業大学開設事業
1985年 ヤングファーマーズフェステバル開催事業
ふるさとの味開発促進事業
つくば科学万博が開催
1986年 「茨城県農業技術研究会」が「茨城県農業改良協会」となり、事務局を水戸市梅香「農協会館」に移す
「農業茨城」は10000部発行
1987年 「新しい茨城の米づくり」「いばらきの野菜づくり」を発行(農業改良協会)
1989年 東京都中央卸売市場大田市場が開場

1990年~

茨城県農業の研究、普及、教育の中心となる農業総合センターと同時に生物工学研究所が開設しました。

1990年 茨城県園芸研究所が旧岩間町に移転
1992年 茨城県農業総合センター開設
1993年 「農業改良協会」の事務所を農業総合センター園芸研究所に移す
「咲かせてみません花」を発行(農業改良協会)
「農業茨城」は9000部発行
1994年 農業改良普及所が26か所から12か所に再編成される
1996年 いばらき農山漁村女性ビジョン策定
1997年 茨城県農業大学校・研究科設置
農業情報パソコン通信運用開始

2000年~

「農業いばらき」への改称、ホームページの立ち上げ、そして総合センターへの引っ越しなど大きな変化がありました。
2001年 「いばらきの野菜」(農業改良協会)
2003年 「茨城農業改革」が始まる
2004年 協同普及事業の見直しがあり、農業改良普及員が普及指導員となる
水稲/病害虫雑草ポケット生態ブック」発行(農業改良協会)
2005年 「農業茨城」を「農業いばらき」と改称する
つくばエクスプレスが開業
2006年 「手軽にできる家庭薬膳」を発行(農業改良協会)
2007年 農業改良協会のホームページを立ち上げる
農業改良協会が農業総合センターの2階に移転
2008年 「農業いばらき」60周年

2010年~

そして現在、スマート農業技術によって農業が大きく変わり始めています 「農業いばらき」のサイズがB5判からA4判へ拡大。より読みやすい誌面に

「いばらきの農産物レシピ集」を発行(農業改良協会)
2011年 「東日本大震災発生」
20017年 いばらき農業アカデミー開講
20018年 「農業いばらき」70周年
県総合計画~新しい茨城への挑戦~2018-2021
茨城県アンテナショップ「いばらきSence」オープン
2022年 県総合計画~新しい茨城への挑戦~2022-2025
「農業いばらき」月刊誌としての発行終了
2023年 ポータルサイト「農業いばらき」開設

これからも農業いばらきは、
茨城県の農業のため
農業に関する知識・技術を
お届けします。