毎年、農作業が盛んになる4～9月にかけて、用水路やため池は、水位が高くなり水深が1メートル以上になる場合もあります。また、場所によっては水の流れも速く、子どもにとって大変危険な場所となります。
県内で用水路等への転落事故で死亡した人数は、昨年度までの10年間で44名であり、このうち1名は中学生でした。過去5年間で見ても、令和1年と2年には6名の方が亡くなられています（図）。このような痛ましい事故を防ぐため、子どもたちが用水路付近などで遊んでいる場面を見かけたら、用水路やため池で遊ばないよう、農家の皆様からの積極的なお声がけをお願いいたします。

近年、水路等の老朽化により、危険な場所が増加している恐れがあります。水路等の施設を保有・管理する方は、普段から水路等の安全点検を行い、危険な場所がないか確認しておいてください。