日立市は関東平野の北端、県の北東部で南北に長く、西は阿武隈山系、東は変化に富んだ海岸線が太平洋に臨んでいます。海岸線には久慈漁港、川尻・会瀬・河原子などの海水浴場があり、海水浴シーズンにはとても賑わっています。明治から鉱業・電気機械を中心とした産業が発展し、常磐線の5駅を中心に市街地も形成されています。「黄門様」と親しまれた水戸藩二代藩主・徳川光圀が、海から昇る朝日の美しさを称えた言葉が市の名の由来と伝えられています。
日立市の特産品には、カボチャ、ブドウ、リンゴ、カツオ、タコなどがあり、カツオが大量の時には保存食として「なまり節」が作られていました。なまり節とは、生のカツオをさばいた後、蒸す・ゆでるなど加熱処理を行い燻製した加工品です。低カロリーで高タンパク・低脂質ととってもヘルシーな食品。それだけでなく、私たち人間が食べ物から摂取する必須アミノ酸を9種類すべて持っていたり、エネルギーを作ったり体の調子を整えるのに重要なミネラルやビタミンも豊富に備えています。
また、タコは「市のさかな」としても選定され、日立市で水揚げされたものは「さくらダコ」としてブランド化されています。
日立市の特産品には、カボチャ、ブドウ、リンゴ、カツオ、タコなどがあり、カツオが大量の時には保存食として「なまり節」が作られていました。なまり節とは、生のカツオをさばいた後、蒸す・ゆでるなど加熱処理を行い燻製した加工品です。低カロリーで高タンパク・低脂質ととってもヘルシーな食品。それだけでなく、私たち人間が食べ物から摂取する必須アミノ酸を9種類すべて持っていたり、エネルギーを作ったり体の調子を整えるのに重要なミネラルやビタミンも豊富に備えています。
また、タコは「市のさかな」としても選定され、日立市で水揚げされたものは「さくらダコ」としてブランド化されています。
なまり節の酢の物
●材料(4人分)
なまり節 200g
キュウリ 120g
ワカメ 40g
ミョウガ 20g
塩 2g
【合わせ調味料】
酢 20g
しょうゆ 15g
砂糖 12g
だし汁 15g
●作り方
①なまり節は薄くスライスする。キュウリは輪切りにして塩をふり30分ほど置いて水分をしぼる。
ワカメは湯通しして一口大に切り、ミョウガは千切りにする。
②合わせ調味料を作り、①とよく混ぜ合わせる。
※なまり節は生っぽさのないものを選びましょう。生っぽい時は塩ゆでにします。
タコつくね
●材料(12個分)
ゆでタコ 120g
鶏ひき肉 120g
タマネギ 40g
大葉 3枚
卵 1個
片栗粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
【タレ】
しょうゆ・酒 各大さじ1
砂糖・みりん 各小さじ1
●作り方
①ゆでタコは一口大に切り、フードプロセッサーに入れて粗みじんにする。
タマネギと大葉はみじん切りにする。
②ボールで鶏ひき肉・卵・片栗粉と①を混ぜ合わせ、粘りが出るまでよくこねて12等分して小判型に形を整える。
③フライパンにサラダ油を温め、②を並べてフタをし両面火が通ったら、合わせておいたタレを鍋肌に流して炒め合わせる。
【ポイント】タコは少し形が残るくらいに切るとよい。
「日立ブランドさくらだこ料理」
参考文献
郷土の食材と料理「いばらきのおかず」開港舎
聞き書「茨城の食事」農文協