ナスとつと豆腐のタパス
●材料
つと豆腐
ナス
ニンニク
トウガラシ
イタリアンパセリ(パセリでも可)
オリーブオイル
パスタソース(トマト味がおすすめ)
塩
●作り方
①つと豆腐を厚さ3mmに切る。
②ナスを厚さ5mmに切り、水にさらす。ニンニクは薄く切る。
③フライパンにオリーブオイル、ニンニク、トウガラシを入れ、弱火で熱し、香りが出たらニンニクとトウガラシを取り出す。そこに、水気をふいたナスを入れ、こんがりと両面を焼き、塩で味をととのえる。
④つと豆腐とナスを重ね、パスタソースとイタリアンパセリで彩りよく盛り付ける。
カプレーゼ
●材料
つと豆腐、トマト、ジェノベーゼソース、ディル(バジルでも可)
●作り方
①つと豆腐を厚さ3mmに切る。
②トマトを湯剥きして薄切りにする。種の部分はお好みで残す。
③つと豆腐とトマトを重ね、ジェノベーゼソースとディルで彩りよく盛り付ける。
フライ
●材料
つと豆腐(味付き) 1個
卵 1/2個
小麦粉 大さじ2
油 大さじ3
パン粉、水 各適量
●作り方
①卵と小麦粉をよく混ぜる。様子を確認しながら水でのばす。
②つと豆腐に①をからませ、パン粉をまぶす。
③フライパンに油をひいて②を揚げ焼きにする。きつね色になれば完成。
※茶色いつと豆腐はすでに味付けされているので、ソース等は付けなくても美味しく頂けます。
茨城町の郷土料理「つと豆腐」
「つと豆腐」は、もともと冠婚葬祭に用いられる料理として茨城町の長岡地区や大戸地区で作られていました。現在は、山口さんが製造して販売を行っています。
白い方は味付けをしていないため、様々なアレンジ料理に用いることができます。今回紹介するタパスとカプレーゼでお試しください。また、ほんのり茶色く色づいている方は、しょうゆなどで煮て味付けをしており、甘じょっぱい味が特徴です。今回紹介するフライでお試しください。
つと豆腐は山口さんの加工場である「ひまわり工房」でも購入可能です。
レシピを作っていただきました
山口さんは、茨城町で水稲、麦、ダイズを生産しており、農産加工ではつと豆腐のほかに、味噌や味噌加工品、麹加工品、おこわを製造・販売しています。
「水戸地域女性あぐりネットワーク」の会長も務めており、主な活動として、月1回水戸合同庁舎での農産物および農産加工品の販売会を行っています。また、加工研修会による技術向上を図り、より良い農産加工品生産を目指しています。
「つと豆腐」の魅力を再発見するために、茨城大学教育学部准教授の石島恵美子先生とアレンジレシピを考案しました。郷土料理でありながら洋風アレンジも楽しめるつと豆腐をぜひご賞味ください。